~ 授業風景 ① ~
昨年の12月に2回授業を行わせていただきました。1回目の授業では木材の特徴や間伐材を利用した建材の紹介。木は樹種によって特性があり使用する場所によってデザインも工夫する必要があります。
そして、生徒達が考えている間伐材デザインに対するアドバイスをおこないました。
看板に色々な機能を取付けたものや、様々な形の物がありなかなか面白い物がありました。
~ 授業風景 ② ~
第2回目の授業です。看板デザインをするためにスケール感を分かってもらうため、大工さんが看板のサンプルを作りました。サンプルの看板を元にどこにどのような看板機能を取り付けるのか生徒から説明を受けました。
~ 授業風景 ③ ~
間伐材でベンチを作りたいという生徒達からの要望を受け、子供たちから作りたいベンチのデザインについて説明を受けました。生徒達にはベンチつくりの難しさや、製作の難しい箇所の説明をしどのような形なら生徒達でもできるのか。そして、使い手側はどのようなデザインだと使いやすいかなどの説明を行いました。
~ 看板用板加工 ~
丸太である間伐材の曲面を切り落とし、大まかな角材に仕上げます。おおまかに角材となった材料を切断する機械にかけ板に仕上げてます。
実際に間伐材を商品として加工しようとする場合には細く・短い材料であるため、多くの材料が取れません。そして加工に手間暇が掛かるため建築用の材料としてはあまり利用されません。
今回の、間伐材の加工作業で実際の間伐材の活用の難しさを改めて体感させてもらいました。
~ イス用丸太の加工 ① ~
表面の皮がついたままにしておくと、徐々に皮がはがれていき木が刺さったりします。そのため丸太表面の皮を削り取る作業を行っています。作業には電気鉋(かんな)を使用します。
~ イス用丸太の加工 ② ~
大まかに皮を削り取った丸太にヤスリを掛けることによって表面の曲面を表現します。